プレパラート定期コンサートvol.3・後記

先日開催したプレパラート「[q n=”cnct00004″]」、ご来場頂いたみなさま、ありがとうございました!!

世間はカープ優勝パレードで話題になっている中、ひそかに湯来町で開催されたコンサート。
結果から言うと、新しいことに挑戦できて、たくさんのことを学べたコンサートになりました。

まずは今回のコンサートで人気のあった曲を動画でご紹介していきたいと思います!


「桜風峠」
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まずは、プレパラート史上最も大人数での「合奏」となった、今回のコンサートのエンディング曲をご紹介。これまでの編成にサックス、トロンボーン、ユーフォ、フルートが加わったことで、一気に吹奏楽サウンドに近づきました。聴きどころは最初のフルート([q n=”memb00018″])、中間部のサックス([q n=”memb00016″])、マンドリン([q n=”memb00011″])、コーラスと口笛([q n=”memb00004″])、最後のブラス([q n=”memb00017″]、[q n=”memb00014″])+リコーダー([q n=”memb00012″])の裏メロ、流れるようなスネア([q n=”memb00002″])など 盛りだくさん。最後のリコーダーの美しい裏メロは[q n=”memb00012″]さん考案です・・・[q n=”memb00012″]さんのメロディセンスは素晴らしい・・・。今回最も合奏回数を重ねた曲で、演奏も安定していたと思います。生演奏とエレクトロニカのバランス・オーケストレイションにこだわった一曲です。


「Karst Load」
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「ドライブで聴きたくなる、風景にマッチしてとてもいい!」と非常に高く評価を頂いた曲です!今回のコンサートのオープニングにすることで「冒険の始まり」を意識してみました。今回のアレンジでは原曲の再現性を重視し、特にマンドリン([q n=”memb00011″])が非常に良い味を出せたと思います。ユーフォニアム([q n=”memb00014″])のソロも聴きどころです。


「KAZEの唄」
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いろんな場所で演奏していますが、今回のコンサートでも「印象に残った」と感想頂くなど人気のある曲です。(余談ですが、KAZEの唄は音楽アプリLumitの再生ランキング入りしました!)この曲は特に口笛([q n=”memb00004″])、サックス([q n=”memb00005″])の美しさを評価頂く曲ですが、ギター([q n=”memb00006″])、パーカッション([q n=”memb00002″])の安定感にも注目してほしい曲です。[q n=”cnct00001″]でも演奏したメンバーのため、安定したパフォーマンスを披露できました。


「concerto for yuki」
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MCでも語りましたがこの曲は湯来町でずっと演奏したいと思っている曲です。今回来てくださったお客さんが「リハーサルのときに聞いて凄く良い曲だと思った。本番で聴けてよかった」と感想をくださってとても嬉しく思いました。ギター([q n=”memb00006″])の印象的なリフ、リコーダー([q n=”memb00012″])、トロンボーン([q n=”memb00017″])の美しい旋律に注目です。


「雲の通ひ路」
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吉松幸四郎監督映画のエンディングテーマ曲。今回のラインナップでも少し異質(?)ですが、エレクトロニカ、サウンドトラック、などのプレパラート的な要素・魅力が詰まった曲です。作曲者としてはお気に入りの曲なのですが、こういう曲が好きな人は結構いるみたいで嬉しいです。パーカッション([q n=”memb00002″])の機械的で心地よいグルーブに加え、今回のアレンジではフルート([q n=”memb00018″])、テナーサックス([q n=”memb00016″])、グロッケン([q n=”memb00011″])の静かで落ち着いた裏メロを入れて、世界観を広げてみました。


・・・以上、人気のあった曲の紹介でした!!

コンサート全体の流れは非常によかったと思います。メンバーは全員落ち着いていましたし、曲に入る前のチューニングなどの時間もしっかりとれたり、ゲネプロをやっていたため進行もスムーズでした。


●演奏メンバーについて

メンバー全員が、今の自分たちにできることを、ただ出し尽くせたコンサートだったと思います。
忙しい中でみんな個人練習の時間を捻出し合奏で指摘したことも消化して下さっていました。
音楽に真剣なメンバーに恵まれている事は本当にありがたいです!!

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↑ミーティングの様子

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↑リハーサルの様子

音楽というのは不思議な力があります。一度合奏をすればもうみんな仲間。
普通は繋がらない人たちが、音楽では普通につながったりします。
特にプレパラートはメンバー固定ではなくて、コンサート毎にメンバーも変わるので、
このメンバーでの演奏は本当に二度と実現しないかもしれません。

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↑今回の演奏メンバー(昼休み、ステージにて)

このご縁に感謝し、「今、この瞬間」を大切に、今できることを続けていきます!!
サポートの皆さん、本当にありがとうございました!!


●コンサート動画について

コンサート動画のクオリティも上がっています!今回はいつもお世話になっている映画監督の吉松幸四郎監督に撮影をお願いしております。

たった1台のカメラで生き生きとした映像。補助的に3台の固定撮影も行っていますが、監督の撮影による臨場感は圧巻です。

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↑コンサート動画撮影の様子

吉松監督は映画撮影において、その場でリアルタイムに起こっていることをストーリーのある作品として昇華させることを得意とされておりますが、よくよく考えればライブ・コンサート撮影にその手法を応用されているのだとわかりました。

今回のコンサート動画は、まるで監督のシナリオ通りに撮影された映画作品のよう・・・
美しい映像作品となりました。
映画監督と作曲家(音楽)の相性も関係しているのかもしれません。

吉松監督、お忙しい中、撮影協力本当にありがとうございました!!


●当日かけつけて下さった皆様へ

簡単ですが、こちらでお礼の言葉とさせて頂きますm(_ _)m
前職の上司Mさん、先輩Mさん、遠い湯来町まで足を運んで頂き、差し入れまで頂きありがとうございます。
隣雅夫さん(キーボード奏者、環境音楽フリーライブ主催)、コンサートに駆けつけて下さり、またお手伝いやアドバイスを下さり、ありがとうございました!!
ふらっと湯来町に遊びに来てくださった皆さま、最後までコンサート聞いてくださり、ありがとうございました!!
家族、親戚のみんな、いつも手伝ってくれてありがとう!!


●コンサートに対する思いとこれから

今回のコンサートは4年間基礎を磨いてきたことの集大成と、プレパラート活動展開の第一歩という位置づけです。
コンサートに向けての練習は三ヶ月ですが、このコンサートを作るのに費やした時間は4年です。
色んな事を犠牲にしたり失敗ばかり、、、活動を続けることの難しさを知りました。

最近は少しずつ変なこだわりもなくなってきて、何をもって成功なのかはよくわかりませんが、
全力を出した上での失敗だったら、たとえ恥ずかしい思いをしたとしても、
失敗ではないと思えるようになりました。(迷惑かけるのはよくないですが・・・)

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コンサートが一つの作品になった瞬間だったと思います。

とにかく!!長い時間が掛かりましたが、これで、外に出る準備は整いました。
これからも色々と大変な事があると思いますが、どんな事でも笑い飛ばせるように、
プレパラートの音楽が、誰かの癒しに、力になれるように。
恐れずに次の一歩を踏み出そうと思います!!

来年度はいよいよ、色んな方からご要望頂いている広島市内でのコンサートを予定!
これからの活動も是非ご注目下さい!!
今後とも応援よろしくお願いします!!

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