とうとう就職活動に終止符を打ちます!!
「進路は大学院進学」
今までこのブログには就職活動に関することはあまり書いていませんでしたが、ここまで到達するのに、結構な数悩み、考えました…!私は、以下のような流れで就職活動を経験しました。
①食わず嫌いが無いかどうか、まずはたくさんの業界、職種の選考を受ける
→自分の向き・不向きが判明し、やりたい仕事一本に絞ることにしました
②東京、大阪を中心にゲーム会社のサウンドクリエイターの選考を受ける
→選考を受けている途中で、自分はゲームの音楽を作りたいわけでは無いことに気づく
③広島を中心にイベント系の企業の選考を受ける
→好きな仕事一本を抱えることに疑問を抱く
④広島を中心に情報系の企業を狙う
→しかし、多くの企業は店じまいをしていた…
④公務員について調べてみる
→私は公務員になりたいわけでは無いことに気づく
このようにしてドンドン絞り込んで行く事で、大学院という選択肢に辿り着きました。こう書くとまるで大学院を逃げ道かのように考えているように思われそうですが、何も考えずに大学院に進もうとしているわけではありません。
今の研究室は、非常に恵まれた環境です。研究を通して、私の人生にとって大事なことを学んでいる気がします。私は、研究室でさらに深く勉強をするために進学します。
これまで多くのことを学んできましたが、現在は二つの大きなテーマがあります。
①新しいものを生み出すこと
②プラスアルファを持つこと
二つのテーマといいましたが、この二つは同じようなものだと思います。
まず「①新しいものを生み出すこと」ですが、これは研究では当たり前のことです。今までされていない新しいことを突き詰めることが研究です。しかし、現在の大学の研究室の多くは、先生から与えられたテーマや課題に沿って卒論を書き上げるというのが実情だと思います。
私が所属する研究室では、これと言って先生からテーマや課題は提示されません。もちろん、先輩の代から引き継がれているデータ整理などのルーチンワークはあります。しかし、研究室の中では課題は少ないほうだと思います。これは、「自由な発想で新しいものを生み出す力をつけて欲しい」という先生の狙いがあるのだと思います。
このような環境のため、授業を除くゼミでは、学生が企画して勉強会を行うという形式も見られます。逆に言えば、自分たちで行動を起こさないと、何も進まないからです。これは非常に難しいことです。
新しいものを生み出すには、インプットが必要です。また、長時間頭を捻れば出てくるというものでもありません。だから先生は、研究室でちまちま本を読んだりパソコンで調べ物をすることは望んでないはずです。研究室を飛び出していろんな刺激を受けて欲しいのだと思います。
新しいものを生み出すということは、高いモチベーションが必要です。行き着く先も無いかもしれないという不安を感じても、強く進む意志が必要です。そしてそのプロセスで得た力は、さらに新しいことにチャレンジするための材料になります。だから多少無茶してもどうにかなる大学生の間に、チャレンジしまくるつもりです。もちろん若さだけを武器にするつもりはありません。
このあたり、作曲をやっているので新しいことを生み出す難しさは理解しているつもりです。そんな私が最近常に携帯するものはたった三つ。
・メモ
・ペン
→何気無い移動時間に思いついたことを瞬時にメモ!!
・携帯電話
→すぐに電話を受けるという目的以外に、音声メモを活用してます!!自転車をこぎながら思いついた曲もすぐに録音出来ます。
これだけです。荷物が重くなるのでこれ以上は必要最低限主義です。(財布すらも!!)
頭の裏では常に研究・作曲・企画などを同時進行的に考えています。何気無い移動時間、休憩時間の方がおもしろいことを思いつく傾向があるため、メモは必須です!
次に「②プラスアルファを持つこと」です。大学生は勉強、バイト、サークル、課外活動など、その活動は多岐に渡ります。四年生になると、さらに研究や就活が入ってきます。
大学生である限り、与えられた仕事を確実にこなすことは常識であり、サークルがあるから…バイトがあるから…そんなことはみんなやっています。
「大学でやるべきことプラス何をやってきたか?」
そんな考えがあって、このブログにもバイトや研究室のルーチンワークのことについてはあまり触れず、プラスアルファではないだろうと考えられることは極力避けてきたつもりです。
より人間らしい人生とは、与えられたこと意外(=プラスアルファ)を充実させている人の人生のことを言います。なぜなら、与えられた仕事をこなすことだけなら、ロボットに任せればいいからです。では何故、仕事が与えられるのだろうか?
(a)プラスアルファを充実させるため
(b)社会勉強のため
(a)与えられた仕事を頑張ってこなすと、プラスアルファも充実させて豊かな人生になります。(b)世の中は自分がやりたいことだけをやるためには出来ていません。先人の方々が作り上げてきた「社会」が存在します。世の中にはいろんなことをやりたい人、考えてる人、実行している人がいます。社会の常識・基盤・ルールをしっかりと認識した上で、自分のやりたいことをする。これまた豊かな人生になります。
最近の就職活動では、これら①新しいものを生み出す力、②プラスアルファというキーワードをよく耳にします。私にとって人生を豊かにするためのキーワードが、企業の求める人材のキーワードと一致したことは大変興味深いです。
次は良い就職活動が出来そうな気がしてきました…!!
長くなりましたが、今日はこの辺で!このブログを読まれた皆さんが「幸せ」とか「豊かな人生」を考えるきっかけになれば嬉しいです★
4月からの色々な体験は、一見遠回りに感じるかもしれんけど、今のブロリにたどり着くための必要なプロセスだったような気がするよっ・・・大正時代の哲学者後藤静香の言葉を送ります。
「本気ですれば
たいていな事ができる
本気ですれば
なんでも面白い
本気でしていると
だれかが助けてくれる
人間を幸福にするために
本気ではたらいているものは
みんな幸福で
みんなえらい」
コメントと、すばらしい言葉をありがとうございます☆
就職活動や研究室で経験したことが無ければ今の自分は無かったと思います。まだまだ世の中に貢献出来るレベルでは無いこと自覚し、"本気"で成長していきたいと思います!