いろいろあって，地方公務員を目指すという考えに至りました．
ゲーム会社のサウンドクリエイターの選考を受け続け，選考半ばにして新たにイベント関連の会社も視野に入れ，とにかく好きなことを仕事にしたいという思いで就職活動を続けました．
しかし，とあるイベント関連の会社の担当者の方の
「我々は好きだからこの仕事一本でやっていける」
という言葉に違和感を覚え，改めて自分に置き換えて考えてみました．
好きなこと一本を仕事にするというのは確かに素晴らしいことだと思います．私はイベントの持つ力，非日常の時間を作ることが好きです．しかし，はたしてそれだけを仕事に出来るのでしょうか？好きだからと言って，仕事一本の人生を送ることができるのでしょうか？
そのような自分自身を想像することが出来ず，せっかく内定のお話を頂いたのですが，本日，辞退しました．
もちろん，私がまだ社会人としての経験を持っておらず，視野が狭いことは百も承知でした．そのため就職活動の初期には，思いつく限りの全職種の説明会及び選考を受け，その中で自分はやっぱり好きなことを仕事にしたいと考えるようになりました．
しかし，長期間就職活動を続けていて，ようやく自分の生き方に気付いてきた気がします．
私は，仕事で考えれば比較的広い分野に手を出しがちで，例えばアルバイトでも
家庭教師
飲食店(キッチン・ホール)
コンビニ
ホテル
引っ越し・軽作業・倉庫内作業・会場設営
と言った一般的な業務内容から
ゴルフ場の雪溶かし
JR緑の券売機の使い方説明
路面電車の乗降人数計測
演奏会のドアマン
もみじ饅頭の仕分け
携帯電話の着メロ制作
お節料理の詰め合わせ
音響・PA関係
と言った短期間のみの特殊な仕事まで，興味のあるものは片っ端から経験してきました．
そういう意味で，業務内容が多岐に渡る公務員というのは私に向いてると思うし，仕事一本ではなく，趣味としての一面を活かして豊かな人生を送ることができるのでは無いかという結論に至りました．
公務員試験の勉強を始める前に，まずは公務員に対して固定的なイメージがつきすぎていないだろうか，というあたりを徹底的にリサーチしていきます！
