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アルバム「はじまり」(13曲)

  1. YOAKEMAE
  2. はじまり
  3. 木魅
  4. 夜の船出
  5. アネモネ
  6. 海の見える校舎
  7. はみがきマーチ
  8. 凪いだ、あの夏の日
  9. 嵐の中で
  10. 雨後に舞う蝶
  11. どんぐり
  12. 木漏れ日
  13. for absent friend

Music、Lyrics、Arranged、Recorded by Yuma Ogata
Music by Hiroka Ogata(M7)
Wind Synthesizer : Kohei Uchida(M5)
Artwork Photo: Ai Ogata
Specialthanks:Koshiro Yoshimatsu、Seiichiro Ishii

エレクトロニカ、ポップス、サウンドトラックの世界を縦横無尽に駆け巡る「プレパラート・小方祐馬」1年ぶり4枚目のアルバム。何かが始まるような気持ち。新しい世界への夜明けをコンセプトに、長引くコロナ禍の中で制作された13曲。

曲の解説は、下手をすると、その楽曲のイメージが消えてしまうので、難しい部分があるのですが、音楽を楽しんでいただくイメージの助けとして、活用して頂けるかと思い、掲載しました。

  1. YOAKEMAE
    出口の無いようなこの世界で、いつか来る「夜明け」を願って。
  2. はじまり
    命の誕生、原初の音楽がコンセプト。アルバムジャケット写真(私の息子が生まれた日の写真)から着想を得て制作。
  3. 木魅
    吉松幸四郎監督の映画「木魅(こだま)」の音楽として制作。映画のテーマである「自然との見えない繋がり」をコンセプトに制作。
  4. 夜の船出
    毎日曲作りをしてアップするプロジェクト「#音楽で呼吸する」の中で、一つじっくり取り組んで完成まで持っていった曲。「夜」をモチーフに制作。
  5. アネモネ
    吉松幸四郎監督の映画「アネモネ」の音楽として制作。ディスコ調の楽曲というオーダーと、花言葉「儚い恋」のイメージで制作。
  6. 海の見える校舎
    石井清一郎監督の映画「雨後に舞う蝶」の音楽として制作。映画の中の重要なシーンを、アンビエントな曲調で表現。
  7. はみがきマーチ
    息子のはみがき(イヤイヤ)をスムーズに進めるために妻が考案した曲。結果、息子はこの曲が大好き。はみがきも大好き。せっかくなので夫が楽譜に起こしてオーケストラアレンジ。
  8. 凪いだ、あの夏の日
    石井清一郎監督の映画「凪いだ、あの夏の日」の主題歌として制作。映画の内容を歌でなぞってみました。
  9. 嵐の中で
    毎日曲作りをしてアップするプロジェクト「#音楽で呼吸する」の中で、一つじっくり取り組んで完成まで持っていった曲。
  10. 雨後に舞う蝶
    石井清一郎監督の映画「雨後に舞う蝶」の音楽として制作。映画のオープニング感を意識したことと、メインテーマにふさわしいメロディを模索しました。
  11. どんぐり
    しばらく制作が進まないことがあり、模索していたときに、打開のきっかけとなった曲。息子の絵本を読んでいるときに、「どんぐり」の言葉の響きがひっかかり、そこから息子が音楽で遊べる曲を作れないか?と思い立ち、結局、自分が音楽で遊ぶような曲を作ったのがこの曲です。
  12. 木漏れ日
    石井清一郎監督の映画「雨後に舞う蝶」の音楽として制作。
  13. For Absent Friend
    吉松幸四郎監督、石井清一郎総指揮による、ミュージックビデオ制作プロジェクト「For Absent Friend~ここにいないあなたへ」として制作した曲。ミュージックビデオは、ライブ配信限定で発表。

For Absent Friend


美しく 山が色づく頃
僕らの魂は 空へ飛んで行った

肌寒い 川辺を歩く
ずっとあの感覚 忘れないよ

今きみに 伝えたい

この手紙 開く頃は
私は ここにいないかもね

少しだけ 休ませてね
いつの日か また会うまで


木漏れ日が 落ちてゆく頃
僕らの夢は 海へ流れていった

大切な 思い出たちと
きっとあの感覚 忘れないよ

今きみに 伝えたい

「残された この時間を
どうか 大切に生きて欲しい」

後悔なんて したくないけど
できれば一緒にいたかった

この痛み 忘れないよ
ありがとう また会うまで

命は繋いでいくよ
あの光の先に
怖くないよ

美しく 山が色づく頃
僕らの魂は 空へ飛んで行った

凪いだ、あの夏の日

1.
波は佇む 海と空の境目
雲は白く 心地よい風

二人歩いた 砂浜の足跡が
どこか遠く 繋がっている

あの空の向こうには
何があるかな?
どこに行けば?

夏の海の静けさが 僕を懐かしく誘う
零れ落ちそうな君の声よ どうか消えないで

2.
月を見上げる ひんやり寒い夜に
星は流れる フナビトのように

あの空の向こうには
何が見えるの?
どこに行けば?

夏の夜のあの匂い 僕を懐かしく誘う
崩れ落ちそうな砂の涙 どうか消えないで

夏の海の静けさが、、、
零れ落ちそうな君の声よ どうか消えないで

どうか消えないで