マイクの音質比較

今日は、プレパラートメンバーでもある三宅さんをお招きして、「業界標準の某マイク」と「プレパラートで使用している某マイク」の音質比較を、某所で行いました。

某所にてレコーディング。・・・調理室?!

私が使用しているマイクは、コンデンサマイクの中ではかなり安い部類に入るのですが、クセがなく、どの楽器にも使えるオールラウンドタイプ。とても使いやすいマイクで、音楽をある程度スピード感を持って作る必要のある「ミュージシャン」としては十分な性能だと思っています。

一方の「業界標準の某マイク」は、ボーカルマイクと言えばコレという一品。価格は非常に高価。プロフェッショナルなサウンドを目指すのであれば必須のマイクです。ただ、このマイクを使いこなすには、マイクプリやケーブルなどにも拘る必要があるんですが、そこは今回省略し、単純にマイクだけの差を比べることに。

音楽を料理するミュージシャン(笑)

レコーディング後に、ブラインドテストを行い、やはりマイクによる差は明らかにあるという結果に。しかし、普段使い慣れている(安い)マイクの方が、ボーカル演奏は自然体でできたし、トータルで見ると、個人で所有して制作に使うのではなく、一流のマイクを使いたいときは、一流のスタジオで一流のエンジニアの手でやった方がいいよね、という結論になりました。

今日はたった1時間ほどの作業で、マイクの音質比較以外に大したことはやっていないです。しかし「今持っているものや、今あるものを最大限に活用しよう」という結果が得られました。(もちろん、ここに到るまでに、今までたくさんの試行錯誤はあったのですが・・・)

私が今回お伝えしたいメッセージはこれです。人から見れば大したことがない一歩でも、自分にとっては大きな一歩なんです。大したこともないことでも、まず、やってみればいいんです!そこから面白い世界が見えてくる。(大真面目!笑)

まだまだ成長を楽しみながら、音楽活動は続きます^^