吉松監督の上映会に行ってきました!(兄妹、風の名前、忘れ花)

今日は吉松監督の上映会に行ってきました!

公式の告知

https://twitter.com/k_yoshimatsu/status/613659510662496256

上映作品は3つで、そのうち2つの作品に楽曲を起用して頂きました。
舞台挨拶に呼んでもらえたのですがちゃんと喋れなかったため(笑)記事に起こしてみようと思います。

映画「風の名前」

「風の名前」で起用していただいた曲は、音楽プロジェクト「praparat.」としても発表している「rais」という曲です。(https://praparat.net/works/railsPV.html
この曲はもともと、JR山陽本線の瀬野〜八本松間の、なんとも言えないジブリ的な?(笑)世界観に影響を受けて作った曲です。
起用していただいたのは、作曲スケッチの段階のもので、ティンホイッスルを使っているバージョンです。
これが一応僕の中では「原曲」という認識で、praparat.の2ndアルバムに
収録されているのは「口笛ver」です。(praparat.ファンにしかわからないマニアックな話ですみません笑)

映画「忘れ花」



「忘れ花」の方は、今回起用していただかなければ恐らくずっと眠っていたピアノ曲たちです。
個人ではなかなか作品を発表できる機会が無いため監督には感謝しています。
せっかく起用していただいたのでいつか演奏してみたいですね。

また今日初めて知ったのですが「忘れ花」はメインテーマの
「雨水の調べ」の音楽に影響を受けて作られた作品なんだそうです。
自分の楽曲が映像作品の材料になるなんて、こんな嬉しい事はありません。

同時に、音楽から映像作品を作りあげる事のできる監督の技術に驚きました。
私も映像作品から影響を受けて音楽を作る事はあるのですが、
逆のパターンができるものとは知りませんでした。

また、一本の映画に複数の方の音楽を組み合わられてて、
それで一つの映像作品として一貫性を持たせられるのは
監督にしかできない仕事なのだなと思いました。

私は一人で黙々と音楽を作るのが好きなんですが、
今日みたいに、世の中に自分の作品が知られていって
人から「感動しました」と感想頂ける事は純粋に嬉しいです。

今後も声をかけて頂ける限り、吉松監督の作品に関わっていきたいと思いました。
少しずつ広げられるといいな〜。