広島東照宮にて被爆ピアノ奉納演奏をさせていただきました。
原爆を忘れないため、広島に206箇所ある慰霊碑で被爆ピアノを演奏するというプロジェクト。
主催の手島さんからは、「好きな曲を弾いて良いですから」と一言頂き、自作の曲を演奏しました。（そもそも自作の曲しかレパートリーがないですが＾＾；）
1. friends
友人を想って作った曲。
2. 雨水の調べ
原民喜さんが被爆体験された詩からインスパイアされた曲。「全てを失った中で、それでも生きていく」という強い思いを表現。
3. 閼伽の水
広島の自主制作映画（吉松幸四郎監督）のテーマ曲として作った曲。
4. 清流
川が流れていく様子を描いた曲。
お客様に向かってではなく、慰霊碑に向かう奉納演奏は初めての経験でした。
演奏が始まり、最初は普段とは違う緊張感がありましたが、被爆ピアノは、私の拙い演奏でも受け入れてくれるような包み込むようなやさしさを感じました。
自作曲は自分の分身。しっかりと慰霊碑に向かって集中ができた気がします。
被爆ピアノは、矢川さんの調律により、想像以上に明るくて力強い音色が印象的でした。
手島さん、矢川さんは、強い思いを持って活動しておられます。
「演奏の様子も、どんどん広げて欲しい」とおっしゃってました。
一人でも多くの人に伝わり、原爆のことを忘れないように。
少しでも活動の助けになればと思いました。
そしてやっぱり生のピアノはいいですね・・・！
いつかピアノソロコンサートもやってみたいなと思いました。
とても貴重な経験をさせて頂き、ありがとうございました！
今日3/22（金）16:50～19:00のどこかで、
広島テレビ「テレビ派」にて放映予定だそうです。
私が演奏している様子も、もしかしたら一瞬映るかもしれません。
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